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コロナ陽性になった日記 その1

私事だが、コロナ陽性になった。

あまりにも時間を持て余しているので、備忘録を書いておこうと思う。

コロナにかかるとどうなるの、という参考になれば幸いです。

 


【感染までの流れ】

 木、金曜日に友人と食事。滞在時間は各日3時間ずつ。

 月曜日に友人から「コロナ陽性になった」と連絡あり。友人を経由して保健所に連絡先をお伝えする。職場には30分ほど滞在していたが、上司に事情を話し帰宅する。保健所から連絡があり、翌日にPCR検査を受けることになる。自覚症状はなく、そう言えば風邪の引きはじめのような感じがするかしら、と思う程度。

 火曜日に医師会へ訪問。当然、公共交通機関は使えないので、往復数km(10km未満)を歩いて行った。案外歩ける距離だった。医師会は屋外にテントが張られており、防護服を着た方が5名ほどいた。名前と番号(保健所からの電話で知らされる)を書いた紙を見せ、椅子に座り鼻から綿棒を突っ込まれる。一瞬で終了した。思ったほど痛くない。インフルエンザの検査の方が痛いんじゃなかろうか。

結果は金曜日にわかるとのことだったが、私の職場が「社内で対策を取るため、少しでも早く結果を教えてもらえ」と指示するので、電話して出来るだけ早く教えてもらえるよう依頼。木曜日の夕方に電話をもらえることになる。(あっさり承諾していただきましたが、保健所のスタッフさんその節は無理言って申し訳ありませんでした)

 木曜日、18時過ぎに電話が来る。(業務時間外だったのではなかろうか。本当に申し訳ない)

結果は陽性とのこと。幸い軽症で症状(主に発熱で判断するようだ)が出てないため、入院ではなくホテル療養が決まる。

無症状の患者の場合、検査日を発症日とみなすそうで、発症日から2日前まで遡って濃厚接触者がいなかったかヒアリングされる。私の場合は火曜日が発症日扱いだ。日曜日は家にいたし、月曜日は30分しか会社におらずマスクもしていたため、濃厚接触者は無しと判断された。不幸中の幸いである。

 金曜日、療養先のホテルが決まる。着替えやタオルは持参するようにとの指示があった。なるほど、確かにタオルは消毒も難しそうだし道理だなと思った。ここまでの保健所からの連絡や指示がとにかく的確で感心したのを覚えている。

 土曜日にホテルへ移動した。変わらず公共交通機関は使えないので、迎えの車が来た。ワゴン車に乗り込むと既に一人乗客がいた。ホテルに着くと一名ずつ降りて名乗り、紙袋に入った書類とルームキーをテーブルから取る。部屋に着いてみると何の変哲もないビジネスホテルの一室だが、体温計、酸素計、iPhoneBluetoothの受信機器(説明が難しいが、体温計や酸素計の測定データを問診票と同期させる器械)が置いてあるのが目を引いた。これで熱や問診票を送信するらしい。ハイテクで感動する。ちなみに体温計は持参が必要な施設もあるそうだ。

 


長くなったので一旦区切ります。