なにみては寝る

時々きます

睡眠障害かもしれない

やはり定期的に文章を描き続けるというのは難しい。よっぽど気持ちがないとtwitterで満足してしまう。

というわけで、表題の件です。

特に面白いオチとかはない、自分のための記録です。

 

睡眠障害かもしれなくて、2017年の夏に大きな病院を受診した。

一言でいうと、私は自分で睡眠がうまくコントロールできない。日中だろうがなんだろうが眠たくなるとノータイムで気絶するように眠ってしまう。

自覚があるのは、中学一年生からだ。

当時、吹奏楽部(テューバという10~15kg程の大型楽器担当)だった私は、練習中に楽器を抱えたまま幾度となく眠りに落ちた。

それは部員同士で行う毎日のパート練習中や、顧問の先生が指揮をする全体練習中だけには止まらず、屋外で楽器を演奏しながら隊列を組んで演奏するマーチング中にも起こった。授業中や塾の講義中なんて言うまでもない。

 

それから現在に至るまで、私は何度も日中・人前で眠ってしまった。

これまで症状を一部、箇条書きにする。


・授業の開始から終了まで眠り続ける

・学校や塾のテスト中でも眠る(先ず眠らないと眠すぎて問題文が読めない)

・体育祭など屋外のイベントでも眠る、運動をしていても朦朧とする

・入浴中に眠る。起きられず23~5時まで湯の中で過ごすこともしばしば。入浴後に服が着られず髪も濡れた状態で、浴室等の床で眠ることも頻繁にある

・1万円以上出して購入した(楽しみに待っていた)お芝居を観に行き、シートで眠る

・車の運転中にも眠気で朦朧とする

・電車の中で立っていても眠る

・デート中に、眠くて具合が悪くなり立っていられなくなる

・大学で教授がマンツーマン指導をしてくれているのに眠る

・コールセンターでバイト中、お客様と電話が通じている状態で眠る

・他人が起こしてくれても目覚めることができない、殴られても起きない(金縛りのような状態、音は聞こえているが、身体が硬くなり動かない)

・就活の試験中に眠る

・新入社員時代、会議で議事録を頼まれているのに眠る(朦朧としながら記録するのでノートはぐちゃぐちゃ、しかし怒られても起きられない)

・接客中に話しながら突然眠る

 

こういうエピソードが腐るほどある。書ききれない。

恥ずかしい思い、悔しい思いをたくさんしてきたが、自分が病気だとは気づいていなかった。私は、「学生気分だから眠ってしまうのだ、私は何てだらしのない人間なんだろう」と思っていた。

学校・部活・バイト・劇団に所属してのお芝居・総合職で就職しての仕事等、やるべきことが常にあったので、常に忙しく、疲れているから寝不足気味なのだと考えたし、家族からも

「貴方はたくさん寝ないとだめよね、だらしない、シャキッとして」と言われていた。

とはいえ、流石に変だと思い、高校生の時に一度専門医に診てもらった事がある。

しかし、父親が診察室までついて来てしまい恥ずかしくて症状をきちんと伝えられなかった。問診だけで検査はしてもらえなかった。毎日23時に眠るようにしなさいと言われただけだった。


 

大学卒業とともに趣味の舞台演劇(とても体力を使う)もやめたし、新卒で就職した忙しすぎる総合職は丸2年勤めたあと退職した。

現在は、定時で帰宅できる事務職員として働いている。夢の17時退勤、おまけに無趣味といって差し支えない状況。時間は腐るほどある。これで治ると思った。

 

だが、日中に眠ってしまう症状は治らなかった。

それでおかしいと思い、インターネットで調べ受診をした。

症状を説明し、ナルコレプシーを疑われた。ナルコレプシー。アニメで聞いたことがある。

四か月待って脳波の測定もしてもらった。入眠時間の早さは基準に達していたが、入眠後早期のレム睡眠判定が出ず、ナルコレプシーの診断は出なかった。

しかし、理解のある先生で、「眠たいのは本当でしょうから、原因を探しましょう」と言ってくれた。


その後一か月、睡眠改善と称して睡眠薬をもらい、質の高い睡眠をとることで眠気改善を目指したが、かえって寝つきが悪い日もあり思うようにはいかなかった。

そこで今週の月曜日から、日中の覚醒を助ける薬を飲み始めた。頭が冴え、靄のような眠気はなくなったが、服用してから12時間程度たつと一気に疲労し眠ってしまう。また、今日は日中から眠ってしまった。慣れてしまうとは聞いていたが、流石に早すぎるので違う原因もあるのだろう。

私にはカフェインは効かない。お腹が痛くなったり、動悸がするだけだからエナジードリンクは飲みたくない。先述の通り運動もあまり意味がないようだ。もちろん睡眠改善は引き続き試みなくてはならないが、薬が最後の砦なのだ。

 

似たような症状の方はいないだろうか。ナルコレプシーではないらしいけど、眠くてたまらない人。いたら話がしてみたい、あなたにはどんな診断が降りたのか聞かせてほしい。私は一体何の病気なんだろうと思いながら、必死に起きていることに些か疲れてしまった。

また、この記事を読んで、自分や周囲の人に似たような人が居たら、きっと辛いだろうから、病院の受診を進めてあげたり、愚痴を聞いたりしてあげてほしい。結構少なくないみたいです。

 

一か月後、思うように生活ができるようになっていますようにと切実に願う。