なにみては寝る

時々きます

マリッジブルー?の話

もうすぐ結婚式なんだけど、ビックリするほどやる気が萎えている。

原因ははっきりしていて、結婚式までに美容関連の努力をしなければならないこと。

私は食事制限も苦手だし、走ったり筋トレしたりもそんなに好きじゃないので、痩せなければと思うとかえって普段より過食気味になってしまう。

姉が一人いるのだが、彼女は太ることを病的に気にしていて、実家にいたときはオヤツや食事をとるのが楽しくなかった。

 

まあそんな姉が、生涯に何度もない結婚式前ともなると凄まじい張り切りを見せるのは至極当然のことで(花嫁になるのは私だが)、婚約が決まった当初から痩せろ痩せろヨガに行けエステに行け脱毛に行けと大騒ぎだった。

勿論彼女の主張もわかるし、私も「どこまで手入れするものなのか」という不安があった為、相談を持ち掛けることも幾度となくあった。

だが、姉は大層口が悪い。

「ドレスの試着に行ったよ!」と写真を送れば、「ダサい、似合わない、そのドレスはあり得ない、他のものはないのか」と言われ

エステに行く」と言えば「エステも良いけど、この店で取り扱っている○○という化粧水とオイルを使った方がどうの」「お前が選んだ店は高い、安い店を探す努力をしろ」「エステだけでなく脱毛しなければ、結婚式なのにあり得ない」と言われ

何だか疲れ果ててしまったのである。

もう少し言葉を選んでもらわないと、言われる側はしんどいと伝えたところ「アドバイスしてやってんのに、人の言うこと聞く気ないなら相談すんな」とキレられた。

 

そもそも、アドバイスは命令ではなく、一案として提示するだけのものだと思うけれど、どうなんでしょう。

私が芸能人やお嬢様なら、エステもヨガも脱毛も骨気もドコドコの化粧水も全部試すけど、残念ながらそんなにお金を割くことはできないのである。

そこまでのこだわりがあるなら、あなた自身の結婚式をやるときに頑張ってほしいと思うが、こういうことを言うとまた大暴れしだすので閉口している。

結婚式は楽しみだ、身の丈に合わないくらい素晴らしい会場で、みんなで美味しい料理とお酒を楽しむ。本当の本当に楽しみだ。

でも、姉は一生に一度のドレスでも褒めてはくれないだろうな。

姉に好かれたいわけではないけれど、それでもすごく憂鬱だ。